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プラスチック金型の耐久性、保証ショット数

プラスチック金型の耐久性、保証ショット数 について解説します。

プラスチック金型の見積りをする際、保証ショット数の明記を求められる場合があ
ります。この場合、一般的な数字はあるでしょうか?

例えば、以下のような一般的な目安の値を使用することがあります。
 ガラス無し樹脂→プリハードン鋼入子型=30万ショット
 ガラス有り樹脂→プリハードン鋼入子型=10万ショット以下
 ガラス無し樹脂→焼き入れ戻し鋼入子型=50万ショット
 ガラス有り樹脂→焼き入れ戻し鋼入子型=30万ショット以下

ただ、この保証ショット数は実績が性格に把握できていないのが実情で、また単純
に量産生産数だけで保証数を定義しても意味がありません。

成形加工時には量産カウント前に慣らし射ちで、かなりのショット数が発生します
が、カウントはされていません。

もちろん、成形加工中のミスショットによるPL潰れやコア破損やカジリなどの事故
が発生し型修理を行ったた後は見積り段階で設定した保証ショット数も曖昧なもの
になってしまいます。

見積り段階での保証ショット数とは、成形工程で全く故障も無く、また量産開始前
後に発生する設計変更による型改造も行われず定期的にメンテナンスが最後ま
で遂行され、良い状態で型が管理された場合の話です。

そんな完璧な状態で保証ショット数を完了する型は、事実上皆無に等しいでしょう。

プレス金型を作る上での金型の耐久性の考え方も共通している部分があり、保証
ショット数を提示することはなかなか難しいと思います。
言ってみれば、いくらなんでもこれぐらいは加工できなければ困るという数字であっ
て、算出根拠はあまり厳密ではありません。

とは言え、金型を作る側としては何も考えないで材料を選んでいるわけではなく、
金型予算を考え、金型屋としての良心のもとに、最良の材料を選定しているのです。

実際に、お客様に対する保証は、なにがしかのトラブルが発生した場合にどうする
か?のほうが重要ポイントになります。

そのトラブルの状況により、金型に起因するのか、使用(保管)状況によるのか
どうか?によって、保証するのかそれとも有償修理するのかを取決めします。

微妙なところがあり、将来お金が絡んでくる問題でもあるため、できれば取引契約
に入れておく配慮も必要になります。特に、海外との金型取引では、契約は必須と
なります。
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