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今注目されている測定技術「機上計測」とは?

今、注目されている測定技術「機上計測」とは、加工ワークを加工機から取り外
すことなく、機上(加工機上)でそのまま計測を行う技術のことです。

1.機上計測とは
従来の測定は、加工ワークを機械から外し、三次元測定機などで測定し、終わっ
たらもう一度ワークを機械に取り付け、心出しをして加工をスタートする。こんな
面倒な作業をしなければなりませんでした。

機上計測では、加工が終わったら、そのまま機械に取り付けた状態で測定し、測
定が終わったら、またそのまま加工がスタートできるのです。

2.機上計測の利点
このような機上計測を採用することにより、様々な利点が得られます。機上計測
の利点を以下に示します。
2.1 作業スピードと機械稼働率の向上
加工ワークを機上から取り外す必要が無く、計測後のワーク位置関係が保持さ
れます。その結果、「ワーク脱着工数」「再取付時の位置決め精度出し作業」の削
減が可能となり、作業スピードと機械稼働率が大幅に向上します。

2.2測定に関する工数の短縮
加工工程内で測定を完結させることができるため、測定のための加工ワークの
持ち運びや、管理のための工数を削減することができます。

2.3個人差による測定誤差の排除
NCを介しての測定操作、あるいは画面内操作によるエッジ自動検出機能等に
より、測定を行う作業者個人の測定誤差を排除することができます。

2.4加工不良減少
加工ワークを機械から外さずに、測定、再加工、を行うので加工ワークの再取付
エラーによる加工不良がなくなります。

3.機上計測3つの方式
さて、そのような機上計測ですが、その手法によって下表に示す3つの方式に分
類されます。それぞれの特徴と概要を以下に示します。
4.1 画像計測方式
画像計測方式は、測定を非接触で行うため、作業者による個人誤差を排除するこ
とができます。また、加工機上で測定を行い、その数値からそのまま補正量の入
力等を行えるため、作業時間そのものが短縮できます。

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   株式会社熊本精研工業

4.2タッチプローブ方式
タッチプローブ方式の場合、加工機への適用は主にマシニングセンタが対象と
なります。タッチプローブ方式は、マシニングセンタのスピンドル部にスタイラス
付センサーを装着し、機上計測機能付マシニングセンタとして活用する方式です。
内径測定、外径測定、内側又は外側の幅測定、段差測定、真直度・平面の測定
等が行えます。

タッチプローブは、マシニングセンタのスピンドル部にATCで装着することが可能
なため、インラインへの適用が容易になります。また、マシニングセンタの送り駆
動系を活用した高速動作により、大幅な計測時間の短縮が可能になります。

   yjimage.jpg 

   株式会社ブルームLMT

4.3アーム方式
アーム方式の場合、加工機への適用はマシニングセンタ、放電加工機や旋盤等
、多岐に渡ります。
測定機の持ち運びや取り付けが容易で、多間接による3次元測定が可能であり
、あらゆる角度からワークの測定が可能です。アーム先端にあるスタイラスを、手
動によりワークに接触するだけで測定することができ、誰でも簡単に測定が可能
です。

   p0005_p1.jpg

   ファローシジャパン株式会社
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